訪問診療の場において,患者の状態,特に意識レベルを知ることは重要なことになる.ICU患者の場合などでは,脳外科医から歯科的対応の依頼があるわけだが,「意識レベルは3桁ですね」などという伝達がされる.この場合,患者が痛みを訴えているのか,訴えられない状況なのか判断しなくてはならない.JCSは知っておくべき分類であろう.
| 0 | 意識清明 |
| 1 | 大体意識清明だが,今一つはっきりしない |
| 2 | 時・人・場所がわからない(見当識障害) |
| 3 | 自分の名前,生年月日が言えない |
| 開眼が不可能な場合の応答 | ||
| 10 | 普通の呼びかけで容易に開眼する | 合目的な運動(たとえば,右手を握れ,離せ) をするし,言葉も出るが間違いが多い |
| 20 | 大きな声または体をゆさぶることにより開眼する | 簡単な命令に応ずる,たとえば離握手 |
| 30 | 痛み刺激を加えつつ呼びかけを繰り返すと, かろうじて開眼する |
| 100 | 痛み刺激に対し,はらいのけるような動作をする |
| 200 | 痛み刺激で少し手足を動かしたり,顔をしかめる |
| 300 | 痛み刺激に全く反応しない |
(注)
R:不穏状態 I:失禁 A:無動性無言・自発性喪失
(記載例)100-I, 20-RI
【参考資料】 武田製薬工業株式会社 1997年10月版評価表 23-9(3939) 7JEWI(KN)
一般の方むけ
歯学部学生諸君むけ
医療・福祉・介護の専門家むけ
このホームページは、作者の個人的なフィロソフィーおよび情報収集により構成されています。
copyright teasugar.net 2000-2004